ちなみに乳がんの温存と全摘の生存率は
近年では変わらないと言われていますが、
術後20年の局所再発率には差が出ています。
【1】全摘の場合…2%
【2】温存後 放射線治療を受けた場合…14%
【3】温存後 放射線治療を受けなかった場合…39%
ママの場合は【2】に該当します。
再発した場合、また抗がん剤からなので、
全摘に比べ再発のリスクが増えるわけです。
我が家の出した答えは正解ではありません。
皆さんの正解は皆さんでよく検討して、
出してみてくださいね。
(参考リンク:乳がん・乳房再建)
前話から読むと良く解りますよ↓
コメント
コメント一覧 (6)
再建を検討していらっしゃるならなおのことかもしれませんね。
私は、実は親子2代で乳がんを患っており、自分自身の目で結果を見ているんです。
なので全摘という選択をします。
母は、初期の乳がんで、全摘とリンパを切除して、抗ガン剤の治療も放射線の治療もしていません。手術をして約20年以上経ちますが、再発もせず今も元気にしております。
母と私のステージは全く違いますが、目の前で見ている現実があるので、へんな話ですが私個人としては全摘の方が安心?な気がしてしまいます。(あくまで個人的な意見です。)
なので、ママンさんの決断を否定するつもりは全くありません。
再建の道も考えられていれば、そういう決断も、再発の考え方もあるんだなと納得ができました。
どんな選択も正しいや間違いではなく、決断だ と思います。
その決断で、治療がよい方向に進んでいっているのであれば良いと思います。
どんな選択であれ、同じ闘病しているものとして応援しております。
私もママンさんの決断をみて、前向きに治療を頑張ろうと思いました。
本当にありがとうございます。
パパンさんも、無理なさらずにご自愛くださいませ。
遺伝的な理由があれば全摘は選択肢として大きいですよね。
その選択の辛さお察しします。
おっしゃるように病状や家庭環境によって様々な選択肢があり、どんな選択をしても本人が一生懸命考えて出した答えであれば、正しいや間違いはないと思うんです。
だからこそ皆さんにも、よく検討して後悔のない選択をして欲しいと考えます。
そしてこの漫画を通じで皆さんを本当に応援しています!
ブログを読んでると、パパンさんと主人が重なります。主人も悩んでたんだなぁとあらためて思います。
コメントありがとうございます。そうですね、我が家はママンの意向を尊重しました。
ももりんさんのご主人様も似たようなご苦労が合ったのではと勝手に親近感を持ってしまします。
うちの乳腺外科の先生たちは、治療法を選択していただくとき、かならず伝えることがあるそうです。
それは
乳がんは再発すると治らない。
ということ。
これが残念ながら現実です。
乳がんは全身病(フィッシャー理論)です。みなさんが、リスクとベネフィットをよく検討し、それぞれにあった適切な治療が受けられることを切に願っております。
コメントありがとうございます。
医療従事者の方からのコメントということで興味深く拝見させて頂きました。
コメントにある「乳がんは再発すると治らない」とは“局所再発”と“領域再発”と“遠隔再発”のどちらをおっしゃっているのでしょうか?
私が調べたところによると“局所転移”は外科手術の適応となるケースが多く、比較的治療しやすと聞きました。“領域再発”の場合でも外科手術が可能であれば根本治療を目指すと聞きました。
一方、“遠隔転移”の場合は“全身転移”と考え、完治できるほどの治療効果がないと考え、体の負担となる外科治療は行わない。抗癌剤治療等で延命の形をとると聞きました。
読者の方には闘病中の方も多く、ひとまとめに「治らない」と聞くと局所再発で再治療されている方等には誤解を招くのではないでしょうか?
私も専門家ではないので見解が間違っていたら申し訳ないです。